Lark APIを使うための初期設定

LarkのBaseオートメーションとLark APIを使って自動化を構築しました
そのときの知見を備忘録として残しておきます

アクセストークンは、Lark APIが「ユーザー（もしくはアプリ）は、この操作をしていいですよ」と許可を出すための「鍵」「認証」のようなもので、この鍵がないとAPIは使えません

Lark Developer Consoleへログイン

まずは、LarkでAPI連携を行うための開発者向け管理画面「Lark Developer Console」にアクセス

https://open.larksuite.com

新しい「アプリ」を作成

Developer Consoleにログインしたら、Lark APIを操作するための「アプリ」を作成
画面左上の「Create App」ボタンをクリック
アプリ名（例：「自動化テストアプリ」「業務効率化ツール」など、分かりやすい名前で）、所属するテナント（会社名など）を入力

作成が完了すると、アプリ専用の「App ID」と「App Secret」が発行されます
これは後で使うので、必ずどこかに控えておきます

Larkアプリに「スコープ（権限）」を設定

作成したアプリがLarkのどの機能にアクセスできるか、権限（スコープ）を設定します。
これにより、必要以上の情報にアプリがアクセスするのを防ぎ、セキュリティを保つ仕組みになっているようです

左側メニューから「Permissions&Scopes」を選択し、「Add permission scopes to app」を押下
Larkの使いたい機能に応じた必要な権限を追加します
Docsを操作したい場合：Docs
カレンダー連携をしたい場合：Calendar
会議録音周りの連携：Minutes
など、目的に応じたスコープを追加してください。
必要なスコープを追加したら、画面右下の「Add Scopes」を押下