個人事業の確定申告を毎年おこなっており、クラウド会計ソフトの「freee」を利用して確定申告を済ませています。
「確定申告はとても面倒なもの」でしたが、「freee」のおかげで「ちょっと面倒なもの」になりました(笑)。とても便利で継続利用しており、その魅力をご紹介します。
目次
・まだ売上が小さいうちは税理士に依頼するのはハードルが高く、コストを抑えたい
・でも確定申告の煩わしい計算や書類の作成が面倒
そんなわがままを叶えてくれるのがクラウドに対応した会計ソフトです。最初の30日は無料で利用できるので、試して「合わない」と感じたらやめることもできます。
スターター | スタンダード | プレミアム | |
年払い | ¥11,760 | ¥23,760 | ¥39,800 |
月割換算 | ¥980 | ¥1,980 | ¥3,316 |
月払い | ¥1,180 | ¥2,380 | – |
月払い年換算 | ¥14,160 | ¥28,560 | – |
ちなみに私は「年払い」の最安値で利用しています。
個人事業をスタートした初年度の確定申告は不安だったので、知り合いの税理士に依頼し、当然ながら数万の費用が発生したことを考えると、自分で入力や申請の手間暇はありますが、抑えられることができました。
基本的にネットバンキングに対応している銀行口座であれば、freeeと連携可能です。
連携した銀行口座・クレジットカードの入出金情報を自動で取り込んでくれるので、手入力の手間が不要になり大変便利です。ただし注意点もあります。
プライベート兼用の口座・クレジットの自動取込連携の登録は慎重に判断することをおすすめします。
私自身、最初はどの程度事業用で利用するか読めなかったこともあり、プライベート口座・クレジットカードを分けずに連携登録していましたが、慣れて理解が進むにつれ煩雑であることに気付きました。
自動取込連携登録する場合は、事業用の口座・クレジットカードを作成し、事業用の口座・クレジットカードのみ自動連携登録することで、管理がシンプルになり手間を省くことができます。
少しでも事業で利用するのであれば、予め事業用で決済することで管理も楽になります。これも小さな失敗を繰り返し「freee」に慣れて、全体の流れを理解できたからこそ、プライベートと事業用に分けるということの必要性を実感できました!
プライベート兼用でのお支払いの際はご注意ください。
※ 残高の管理が煩雑になりますので、freeeでは事業用とプライベート用とでクレジットカードを分けることをおすすめしています。
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/203063564-%E9%8A%80%E8%A1%8C%E3%82%84%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%92%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%99%E3%82%8B-%E5%8F%A3%E5%BA%A7%E3%82%92%E7%99%BB%E9%8C%B2-
事業でかかった経費や売上入力するだけで、最終的な計算は全て自動で算出してくれます。最後に帳尻を合わせるという煩わしい作業も、全てお任せできます。
また最終的な数字が想定していた結果と違った場合も、経費や売上を見返すことで納得できたり、間違っていた場合もかんたんに修正できます。修正後の再計算も1クリックでOKです。
簿記の知識が無かったとしても家計簿感覚でかんたんに入力が可能です。少し簿記の知識があればより理解しやすいと思います。逆に従来の簿記に慣れ親しんだ人のほうが難しいと感じるかもしれません(笑)
全ての数字を入力して自動計算された後、確定申告に必要な書類の形式で自動作成してくれます。そのままプリントアウトして税務署へ提出してもよし、作成されたPDFファイルをダウンロードして、e-Taxで申請してもよしです!!
ダウンロードした確定申告書類を「e-Tax」にアクセスして電子申告できるのはもちろんですが、「freee」から直接電子申告できる機能があります。「e-Tax」にアクセスしてからわざわざ申告するよりも遥かにかんたんでとてもおすすめです。
また「e-Tax」経由で、Macを使って申告する場合は動作が不安定で苦労も多いそうですが、freeeから直接の電子申告であればWindowsでもMacからでも問題なく申告できます。
クラウド会計ソフトを利用している一番の理由は
「そこまで売上は大きくないけど、確定申告が必要」という場合はとても有意義なツールです。
ですがそれでも
- 毎日の入力が手間でその時間がもったいない
- 入力の時間を本業に集中し、売上アップしたい
- かんたんになったとはいえやっぱり苦手だから得意な人に任せたい
という方はいっそのこと信用できる税理士に依頼するのもおすすめです。
クラウド会計ソフトが登場し、税理士の需要は減ると安易に思っていましたが、こういった方もいるので、改めて税理士は需要のある専門的な仕事だと思うようなりました。
確定申告が面倒すぎてずっと億劫だったのですが、「freee」というかんたんに確定申告できるソフトを知ったことで、確定申告のハードルが下がりました。
簿記を理解しておくほうがもちろんよいのですが、簿記が理解できなくても利用でき、また面倒だと感じている部分の大半は自動化してくれている点はとても便利です。
確定申告の手間を省くことで事業に集中することができますし、事業利用はもちろん、個人で確定申告する際も手間暇を省くことができるので、時間を買うという意味ではコストパフォーマンスがとてもよいと感じています。
この記事が参考になれば嬉しいです。